近くで……見張っていた……?

「やだっ……」

ベッドに駆け寄り、一時的に恐怖から逃れる為にスマホを掴んで電源をoffにする。

一体誰がラインを送っているんだろう……。

あたしのラインを知っている人……。

友達登録されたということは、電話番号を知っている人?

それともIDを知っている人?

嫌な胸騒ぎがして、頭がガンガンと痛む。

さっき閉めたばかりのカーテンをもう一度隙間なくきっちりと締め直してから部屋を見渡す。