「邪魔な奴は徹底的に排除する……。それがお前のやり方か……」 「ふふっ。そうね。莉乃とあたしの関係に割り込める人なんていないのよ」 「くそっ、このサイコパス野郎……!絶対に許さねぇ……」 歯を食いしばって市川に向かっていこうとした時、ふと遠くの方から徐々に近づいてくる救急車のサイレンの音が耳に届いた。 「あらっ。よかったわね、三浦君。これで助かるかもしれないわ!!」 市川ははしゃいだように言うと、屋上の扉を開けた。