「あたしさぁ、ぶっちゃけ~莉乃のことは嫌いだったけど……心のどこかでは……もしかしたら本当の友達になれるかもって期待してたんだよね」
「え?」
楽しそうだった表情から一転して真顔になる好未。
「この子となら、本当の友情を築けるかもって思った時もあった。だけど、やっぱりさぁ~人って裏切るんだもん。どんなに仲良しでも裏切られるんだもん」
「好未……?」
情緒不安定な好未の様子に戸惑う。
「あたしの大好きな彼氏のこと、寝取るんだもん。応援してるよって笑顔で言ったくせに。友達だったのに。それなのに、あたしの彼氏と……――!!」
目を真っ赤に充血させてそう叫ぶと、好未はあたしの首にかけた手に力を込めた。



