「お前の彼氏も友達も、俺のことをストーカーだって決めつけて話してた。多分その様子だと、鈴森も俺がストーカーだって思ってたんだろ?」
「そ、それは……」
思わず目を泳がせてく口ごもると、彼は苦笑いした。
「隠さなくてもそんな気はしてた。ずっと避けられてたし何かあったんだろうなと思ってたから。ラインもブロックされてて連絡もとれないし。だから、仕方なく強硬手段に出た」
「……っ」
「あいつら、俺がわざと自分のスマホの液晶を割って鈴森に近づこうとしたとか何とか言ってたけど、俺はそんな卑怯なことしねぇよ」
あたしから一切目を反らさない三浦君。
自分がストーカーではないと必死に訴えているように見える。



