「うわぁ...」

ショーウィンドウ越しに並ぶ
輝いたネックレスたち
指輪もあった

...私もいつかは...

なぁんて考えてみたり(笑)

「おぃ、なにそんなにニヤけて…
…あぁ」

陵は不思議に思ってのぞきにきて
いいな、と言ってくれた

「蒼月がくれるさ、そのうち」

「ホントかなぁ」

「まぁ、アイツなら…いや、大丈夫だ」

「そだね、信じるよ(笑)」

「おぅ、蒼月になにあげるんだ??」

「ネックレス!!」

「ぁー、いーんじゃないか??」

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店内には0が2つも3つも多い
高級品もあったが
手軽に買えるものまで
さまざまだった

「なんにしよう??」

「あ、俺買ってこよ」

そう言って陵が手にしたのは
超高校級の金のネックレス

18金とかあぁゆう系統??
え、もっと上でしょ
なんでもあの値段は一般人には
絶対に変えない
サラリーマンが一生働いても無理だ

「カードで」

「黒崎様っ!!はぃ!
いつもお世話になっております!!
黒崎様ならこちらをご無料で!!!」

えぇええっ!!
店員さん、無料なの!?
金持ちって…すごい。