部屋をでると... 「おはよ」 と目の前に駆くんが立っていた。 「おはよう」 「唯無、学校だね」 駆くんはニコニコしながら 話しかけてくれた。 「うん、駆くんもだよね??」 「そうだよ♪」 「高校頑張ろーね!!」 「あ、そうそう...はぃ」 そういって差し出された大きめの紙袋。 「制服。 サイズあわなかったら言ってね」 「ありがとう!!着替えてくる!!」 「うん、またあとでね」