【企画短編】俺は有村杏子が大好きだ。


教室に出た後木下は早歩きをし始めた。

後ろに有村がいるのに、気にせず早歩きをする。

そして人通りが少ない廊下に着いた。


そこは使わない教室が並んでいる廊下だから、電気も消されていて、薄暗かった。


俺は木下が何をするかわからないので、とりあえず様子を見るために、有村達が見えないように角に隠れた。

そしてスマホをいじる動作をしながら話を聞く事にした。