【企画短編】俺は有村杏子が大好きだ。


授業中だから廊下には誰もいない。

それでも有村はこの状況が恥ずかしいのか、ずっと周りをきょろきょろ見回していた。

そんな有村も可愛くて、ニヤけそうになったけど、我慢した。


保健室に着いた後、保健の先生がいなかったから、俺は手当てをしようと思い、有村をベッドに下ろした。


「とりあえず、打った所は冷やしとこうか」


俺がそう言うと、ベッドでちょこんと座り直した有村が頷いた。

俺は冷却剤を探しに冷蔵庫をあさり始めた。