休み時間が終わり、日本史の授業中。俺はずっと廊下の一件を考えてた。 木下が俺の事が好きだなんてどうでもいい。 有村が木下に何かされたかが気になる。 有村は平然と授業を受けてるから、殴られたりとかはしてないし。 脅されたかな。 俺はそんな事を考えてると、クラクラしてきた。 貧血になりやすい体質だったから、いつもの貧血だろう。 先生は貧血の俺に気付いた。 「おい!有村!有村!」 そして有村を呼んだ。