街灯も無く、細くて薄暗い夜道で

優しい人に出会った。

たった一人でしゃがみ込んでいたボクに、その人は言ったんだ。


「一緒に来るかい?」


……嬉しかった。

ボク、淋しかったから。


ひとりぼっちだったから。


ずっと一緒にいてね?


ボク、いい子にしてるから。


たくさん

たくさん

壊すから。