そんな不安を抱いてたある日…


星羅の過去となる事件が起こった…


愛羅が死んでからは星羅は

変わった気がした。

前のように笑わなくなり、

給食はいつも口つけてすらいなかった


そんな日々が続いて、俺はもう

限界に近かった。星羅に自分の本当の気持ちを伝え、

そばで支えたいと思った…


それを実行しようとしたが

その決意は遅かったのか、

星羅は突然転校をして

俺の前から姿を消した…


星羅が転校をしたことにより

暫くは皆星羅の話題で持ちきりだった

その話題でわかったこと……


それは、星羅はいじめなんかされていなかった

皆は美男美女ということで

お似合いだった俺と星羅を暖かく見守っていた…


ずっと憧れなカップルって思われていた


でも、それは全て…全て咲の手によって

壊された……


俺が真実をわかった日から、

ずっとずっと、星羅に会いたい気持ち…


そして、咲を憎んでいる気持ちの二つが

ずっと、俺の心を支配している。