「…どうした?」 山田くんに声をかけら我に返る。 あれ、なんで私シュンってなったんだろ…? 「あ、ううん。なんでもないよ」 それから電車に揺られる間20分。 私と山田くんはほぼ無言だった。 私はただ、ずっと斜め前を見ていた。 でも立ち寝してたのかな? ずっと顔がしたを向いてた。