この運命を奇跡と呼ぶならば。

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桜は、否、桜達は池田屋の前にいた。


「こっちが本命か…会津藩はまだなのか?」


「えぇ、まだのようです。」


(やはり、ここまでは歴史通りだけど…私が此処へ来た時点で変わる可能性もあるのよね。慎重に行動しないと…)

「近藤さん、どうします?ここまで来てみすみす逃しちゃったら、無様ですよ?」


沖田のその言葉に背中を押されたのか、覚悟を決めた声で言った。


「やむを得ん。行くぞ!!









…我ら新選組!!詮議の為、宿内を改める!!」



近藤さんに続いて沖田、藤堂、斎藤、桜が入る。


「新選組や!斬れぇ!!」


「弱いねっ!お先に!」


「あ、総司。ずりぃ!!」


「総司、平助!!待て!」


2階からドタバタと足音が聞こえて来たと思うと長州の奴らが斬りかかってきたが、藤堂、沖田、桜は傷一つつけず、的確に急所を着いて殺していく。そして、2階へ駆け上がって言った沖田と藤堂を追い掛けて桜も上がって行った。