この運命を奇跡と呼ぶならば。


原田がそう言うので桜は自棄(やけ)になって叫んでしまった…

「もういい!!しつこい奴らだな!?わかったから、お前たちの名前も呼んでやるし、私の名前も好きに呼べばいい!!」


「よっしゃー!!!改めてよろしくな!!桜!」


藤堂が桜に向かってそう言うと丁度入って来た沖田に向かって桜が一言…不機嫌オーラを醸(かも)しながら。



「遅い。」


「ごめんね、お待たせ。それで、土方さん話って何??幹部を集めるって事は余程重要な事じゃないの?」

「いや、違う。平助が乙宮の歓迎会をしよう、とさ。それで、今日の晩は島原に行って乙宮の歓迎会をする。」

「歓迎会…?私の…?」

桜は‘歓迎会’と言う言葉に目を見開いて驚きを隠そうともせず、と言うより隠せない様に言った。