この運命を奇跡と呼ぶならば。

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「おぃ。沖田、起きろ。沖田。」


沖田よりも早く起きた桜は土方に沖田を起こして連れて来るように頼まれていた。だが…


「さっさと起きろ。沖田。」


こうして何度も呼びかけているのだがなかなか起きず桜は背中にどす黒いオーラを纏(まと)い最高潮にイライラしていた。

「糞が。貴様の首を斬り落として近藤さんの役に二度と立てないように永遠の眠りに着かせてやろうか」

そう言って刀を手にするのだが沖田は起きないので嫌々ながらこう言った。

「…総司。」

「おはよう。乙宮君。」


沖田は光の速さに負けないぐらいの速さで返事し、爽やかな笑顔を浮かべながら桜に挨拶をするが一方の桜は、顔が引き攣り全身からどす黒いオーラを発生させていた。