この運命を奇跡と呼ぶならば。


言葉が見つからないのか視線をさまよわせ、大きな声をあげた。

「新八、煩い。」

「あ、あぁ。わりぃ。」

「別にいいわ。…ねぇ、平助はどこにいる?」

「んぁ?平助か?あいつは部屋にまだいるんじゃねぇか?」

「そっか。ありがとう。」

桜は永倉にお礼を言うと藤堂の部屋に向かい、着いた部屋には永倉の言う通り藤堂と原田が居た。

「いたわね。」

「桜?どうしたんだ?」

いきなり訪ねて来た桜に原田が質問を浴びせる。

「…遊びに来たのよ。」