この運命を奇跡と呼ぶならば。

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翌日、桜達の予想通り伊東は色んな人に声掛けていた。


「いや、伊東さん。俺は今日夜番でな。無理なんだわ、わりぃ。」

「そう…永倉くん、気が変わったらまた教えてちょうだいね。」

去りゆく伊東を見送りながら軽く頭を下げている永倉に桜は近付いた。

「新八、伊東に何言われた?」

「今日は非番だから酒でもどうか、とよ。…あの人どうも苦手なんだよなぁ。」


そう言いながら頭をガシガシと掻きながら困ったように笑った。

「そう…私も同じ意見よ。あの人は好きになれそうに無いもの。」

「だよなぁ、なんだか独特の雰囲気というか…それが近付きにくくてよぉ。なんかとっつきにくい!」