この運命を奇跡と呼ぶならば。

--------------------
-----------------
--------------
----------

桜は藤堂と原田、そして永倉の四人で藤堂の部屋にいた。

「桜ぁー、さみぃー」

「知らないわよ、私のせいじゃないもの。冬なんだもの、寒いのは当たり前よ。」

「まぁ、そうだな…それにしたって今日は特にさみぃ。」

藤堂は布団にぐるぐる巻きになりながらずずっと鼻をすすった。永倉もそれに同意する。

「桜が…冬よりつめてぇよ…」

「はは。ドンマイ、平助。」

原田は軽く笑いながら藤堂の肩をトントンと叩いた。

「雪でも降ればいいのにね。そしたら気分転換にもなるのに…」

「お、雪ダルマ作るか。」

「そうね。でも、その前にみんなで雪投げよ。…ふふっ」

どこか黒い笑みを浮かべた桜を見ながら三人は引き攣った笑いを浮かべた。


「その時は誰が一番早く、餌食になるのかしらね。」

「…は、はは。そう、だな~」