この運命を奇跡と呼ぶならば。

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「ねぇ、桜ちゃん。ほんとに良かったの?」

「いきなり、どうしたの?」

「山南さんの事だよ。ほんとに君を巻き込んでよかったのかなって…」

部屋へ戻り、桜と沖田はそれぞれくつろいでいると沖田が唐突に桜に声をかけた。

「…あのね、ここまで巻き込んでおいて、今更そんな罪悪感に苛まれてるの?それとも、私は余所者で後から入ってきたただの女だと、そう言いたい訳?」

「そんな訳…」

「じゃあ、今更そんなこと言わないで。それに、私は私の為に、やってる事よ。総司、わかった?」

桜の今までにない厳しい言葉を受けると沖田は少し困った様な顔で頷いた。

「それに、クヨクヨしないでよ。貴方らしくもないわ。」

「う、うん。」

桜はそう言うと沖田に背を向ける形で後ろを向いた。