この運命を奇跡と呼ぶならば。


「ま、仲直りが出来てなによりだな!!」

「そうですね、近藤さん。」


誰よりも嬉しそうに近藤さんが声をあげて、それに沖田も父親を見るように微笑んだ。

「局長、副長、質問してもよろしいでしょうか。」


すると、斎藤の真面目な声が掛かった。


「ん?なんだ、斎藤。」


「山南さんを、死んだことにする。と言うことは、山南さんは昼間、外に出られないのですよね。」

「それもそうだな…そうなると、結構不便になっちまう。山南さんにもう一度…「私は大丈夫です。」」

「山南さん!?」


いきなり部屋の外から聞こえてきた山南さんの声と共に山南さんが入ってきた。