「呼び捨て…それに、あの人は幹部だろ?騙す、必要なんて…」
なかったんじゃないか、そんな3人の…いや、ここにいる幹部の全員の思いを桜は感じ、言った。
「…伊東は、皆を裏切るわ。」
「は?伊東さんが、俺らを?!」
驚いた様に藤堂が立ち上がりかけたが土方からの視線を受けもう一度座り直した。
「これ以上は、言えないわ。言ってはいけない。未来を、大きく変えることは…絶対にしたくないの。」
それに、と桜は続けた。
「これは、近藤さんと土方との話し合いの結果よ。それでも、何かあるのならちゃんと言ってね。…私に出来ることはそれくらいだから。」
