この運命を奇跡と呼ぶならば。



「“我、神の娘なり。”ってね。娘なんだから、女の子でしょ。」



「桜…本当に女子なのか?」


まだ信じられない斎藤に向かって肯定の言葉を一言、ニコリと微笑み言い放った。



「えぇ、私は女よ。」



その瞬間、部屋の中は驚きの声で満たされた。





「ホントかよ…」


「桜が女…?」



「ちょ、待て…?ここは女人禁制だろ?て、ことは…桜はどうなるんだ?」


そして、斎藤と沖田の落ち着いた声が響いた。



「桜が女ならば、副長に報告しなければならない。」


「うん。一君の言う通りだよね。桜ちゃん良いよね?ま、嫌だなんて言わせないけど。」