この運命を奇跡と呼ぶならば。



桜が力を使い、藤堂の傷が治った事に皆は唖然としていたがただ一人冷静に桜に向かって言い放った。



「桜君、君。












…女の子だったんだね。」





「総司、聞こえていたの?」


桜は桜で詠唱した際は声を極限まで、小さくし女だとバレない様にしていたのにバレた事に驚きながらも、バレた事で喋り方も女の子らしくなっている。


だが、それ以上に混乱しているのが斎藤、原田、永倉、藤堂だった。



「総司、何言ってんだ?桜は、男だろ?」


「そうだ、新八の言う通り男だぜ?」


「いや、桜は…女だ。俺も聞こえてた…」


永倉や原田も驚きながらそう言うが一番近くにいた藤堂も聞こえていたようだった。