縛る。縛るよ?《完》

とりあえず、牢屋にりさを入れた。

ふぅ。

思わずため息が漏れる。

ご飯食べてから、様子を見に行かなきゃ。

りさにも、ご飯あげないとな…

そんな事を考えながら、リビングへ行くと、家族全員がもう揃っていた。

メイドの松木がやって来て

「今日は、ご飯がよろしいですか?パンがよろしいですか?」

と、聞いてきたので、ご飯にした。

椅子に腰を下ろす。

「りさちゃん大丈夫なの?」

母さんがやけに心配そうに聞いてくる。

「あれぐらい大丈夫だから。あ、あとりさにもご飯ちょうだい。」

母さんは、頷き、ご飯をもくもくと食べていた。

早く食べて、様子を見に行かなきゃ。

りさは、何をするか分からない。

手錠壊しかけてるかも。

そんな事をしていたら、首輪だけじゃすまないな。

そんな事を考えていると、莉央に

「お兄様、何を考えているのですか?すごく、ニヤニヤしてますが…」

と、心配そうに聞かれる。

そんな顔してるんだ。

でも、とりあえず早く食べなきゃ。

それだけを、考えて一心不乱に夕食を食べ続けた…