縛る。縛るよ?《完》

カツカツ…

静かで、暗い廊下に足音が響く。

りぃの顔を覗くと、少し笑っていた。

今回は、何日閉じ込められるのかな?

手錠とか付けられるのかな?

不安となんともいえない感情が入り乱れる。

「はい、ここ入って。」

りぃに、言われたのは今までに入ったことの無い、めちゃくちゃ狭い牢屋。

「狭っ」

思わず口に出してしまった。

「何言ってんの?そんなの当たり前でしょ。本気で怒ってるんだよ?」

いつもは、暖かい目も今日はとてつもなく冷たく冷ややかだ。

「ごめんなさい。」

とっさに、謝る。

本当に今回はどうなるんだろう?