縛る。縛るよ?《完》

本当に理性が吹っ飛びそうだ…

「りぃ、ご飯ちょうだい?」

少し、ぼーっとしていたので驚く。

あぁ…ご飯あげるの忘れてた。

りさに、ご飯をあげると、ぱくぱくと食べている。

「ありがとう…」

りさが、そう言いながら顔を上げた瞬間…

「あははははははは!」

りさは、頬にご飯粒を付けている。

「りさ、ご飯付いてる!」

「うそ⁉︎」

うん、本当は嘘だ。

だけど、りさは信じているからそのままにするのも可哀想だから、口で取ってあげる。

「取れたよ。」

りさは、びっくりしたのか、目を見開いている。

可愛すぎ…

もう、そんな子にはお仕置きしなきゃ…

すっと、りさの唇に自分の唇を重ねる。

「ッッッッ⁉︎」

かなり、りさは動揺している。

俺から離れようと、していたので、左手を後頭部に回し、頭を固定する。

逃げるなんて許さないよ?

最初は、動揺からか、息を止めていたのに、今では鼻で普通に息をしている。

初めてにしては、上手すぎる。

考えられる選択肢は二つ。

1、これは、ファーストキスじゃない。

2、ただ、普通に出来た。

りさなら、1だろう。

今のが、ファーストキスじゃないんだ。

最初は誰としたんだろう?

許さない。

そう思った瞬間、何かが切れた。