由良の後ろには すっげー顔をしている 池内の姿 こいつを越える… 簡単そうだけど 難しい…なきっと 「ほらヤキモチ教師がいるぞ」 そう言って俺は 由良の小さな背中を押した。 『鳴海、ありがと』 その時の由良の顔は 俺の心臓をバクバクと動かした 俺は池内にごめんのサインをしておいた。 *****