帰りも車で送ってもらった。 帰り道も盛り上がってたけど、 急に…… 「俺、初めてこんなに笑った。付き合ってくれてありがとな。」 そう言う、石黒流義斗は やっぱり無邪気な目の奥に寂しさが潜んでいて……… 「ううん。私も楽しかった。よかったらまた誘って?」 「おう!……プリクラ………携帯の待ち受けにしろよな」 「うん!」 家まで送ってくれて別れた。 石黒流義斗のお陰で心が凄いあったかくなった。