そして、
堪えていた涙が
とめどなく溢れてきた。

今回は絶対
本物だ!!
と思ったの!

だって、
あんなに紳士だったもん!

何かの間違いだよ!
そうだっ!!
これは夢だ!!
夢・・・・
夢って言って!!!


一人で泣き崩れながら、
そんなしょうもないことを
考えていた。


だけど、
泣き疲れて、
いつのまにか私は
眠ってしまっていた。