瑠瘉は何も言わず俺の隣を歩いた。 駅に着くと、もう終点だった。 ぎりぎりで電車に入って瑠瘉の隣を座った。 モデルの瑠瘉だ!って騒がれないように 俺が着ていたパーカーで顔を隠して家に向かった。 今日はもう遅いからということで話はしなかった。 だからかわりにメールをした。 <<明日、話があるからご飯一緒に食べよ>> 返信が怖かったけどメールを知らせる着信音が鳴り響く。