「あの時はお金がなかったのよ。お父さんもいなくなって仕事も減ったの。それからあの男にお金を借りながら生活していたの」 初めて知った事実。 そんなに抱え込んでいたなんて知りもしなかった。 「それで、こんな生活続けてたらダメだなって思った。だから別れを告げようとしたの。そしたら『絶対別れねーよ』って言われたの。それで『それを言ったこと後悔させてやる』って言われて、瑠瘉の前で彼氏だということをばらされた」 お母さんはしゃべるとき涙を流していた。 お母さんが泣いたところ、初めて見た。