ーガラ ドアを開けると春らしい心地よい風が吹いていた。 もう3月か.....。 そう思いながら一歩一歩前を歩いて行った。 そして、ベンチで寝ている玲央を発見。 玲央のそばに駆け寄ると玲央の吐息が聞こえてきた。 「....玲央。話してくれなきゃわかんないよ..」 小さい声で呟く。 「....瑠瘉」 え?....今のって。玲央?