「あー、血の話をしたら血が欲しくなってきたわ。ちょっと、琴ちゃんを呼んでもらえる?」

「え、あ、はい。わかりました」


急に血を欲した小花のお母さんの為に、母さんを呼ぶ

携帯を取り出し、家に連絡する


『え?ミヤちゃんが?それは大変!すぐ行くわ!』


事情を話すとすぐにやって来た母さん
で、さっそくお食事を開始した

…初めて見るかも、食事してるところ
母さんの首にカプっと噛みついている小花のお母さん

俺もこーやって小花に吸われるのかな?


「ねぇ、母さん…痛くないの?」


何でも無いように吸われてる母さんを見て思った疑問

すると、母さんは笑って答える


「痛いわよ?噛まれてるんだもの。何?珪ったら怖いの?」

「別に怖くはないけど…」


やっぱり痛いには痛いんだね