「あんた、知らなかったの!?蓮くんが旭のこと好きだったこと!!」
「えっ…知らなかった。」
「バレバレだったよ!!はぁ…、旭、あんたは鈍感のヘタレだね。まぁ、蓮くんも変わんないか。」
真菜は呆れながら、はぁ、と溜息をついた。
じゃあ、もっと早く告白すれば両想いだったんだ…。
…告白すればよかった。
私はガクッと肩を落とすと、真菜は何故かニヤニヤしていて。
「まぁ、あんなヘタレでチャラ男のことは忘れて…公園の人とはどーなのよ。同じ学校なの?」
公園の人…。そ、そういえば。
「学校も学年も…名前も知らないや。」
「えぇ~、んじゃ、その場かぎりってこと!?」
真菜は面白くなさそうな顔で窓の外を見つめ始めた。
すると、真菜は何かに気付いたのか、あっ、と声を漏らした。

