「なるほどねぇ~。って、旭…もう泣かないのー。」 「えっ…?」 私は下を向くと、机にポタポタといつの間にか小さな水溜まりが出来ていた。 また、いつの間に…蓮の前じゃ無理してでも笑えるのにね… 私は小さな水溜りを見ては、呆れながらフッと笑った。 そして、頭にポンッと優しく温かい手の感触が伝わってきた。 「…あんた、蓮くんの前では相当無理していたのね。泣かなず、ずっと溜めこんでいたんだね。」 よしよし、と言いながら真菜はグシャグシャと頭を荒々しく撫でた。