誠を貫け





『……私の氷の能力技、“氷龍”を彼の身体に入れます。多少息がしづらいですが本気で治したいなら氷龍が願いを聞き入れ、病を治癒して消化するでしょう。願わなければ氷龍は暴走し、死に至るかもしれません。それだけ危険な治療なのです。だから局長であるあなたに相談しにきたのです。』




近『そうか…。総司は、試衛館にいた頃からの仲間だ。今では弟みたいな存在。総司の病を治せるなら頼んでもいいか?』



近藤さんは頭を下げた。