誠を貫け





?『んなバカな事ねぇだろ。夢でも見たんじゃないのか?土方さん。』




?『………チッ、うるせぇ!平助。』




刀を突きつけていた男は
刀を鞘にしまった。




?『それより可愛い猫だな。』



平助と呼ばれた男が
私の頭を撫でる。



大きな手。

血の匂いがしたけど
何故か落ち着いた。