誠を貫け







『…どうしました?眠れませんか?』








『いや、なんか目が覚めたから…。えっと、隣いい?』






『はい。』






すると私の隣に腰を下ろした。







『うわぁ、すげぇ星。数ヶ月前までは戦で炎だらけだったのに。』






『はい。新しい時代となりましたが空はずっと変わらないままです。いつかまた皆と見れるといいなと思います。』







『そうだな。』







2人で空を見上げていると
風がふいて少し肌寒く感じた。






『…くしゅんっ』






思わずくしゃみをしてしまった。