夕餉の片付けをしていると 『梓様。』 絢音が台所まで来た。 『どうしたのですか?』 『えっと…』 絢音がチラチラと烝達の方を見て言いづらそうにしていた。 だけど絢音の言いたい事が分かった。 『ふふっ、平助の事ですか?』 『……っ…はい。話合われないのですか?』 そういえばすれ違ったまま。 『話し合うも何も私が平助を想っていても平助が今も私を想ってくれているか分かりません。』 他に想う人が現れているかもしれないですし。 すると絢音は決心した様に話し出した。