タッタッタッ 烝『そういえば何も言わずに出て行かれて良かったのですか?』 梓『…風にのせて言葉を飛ばして起きました?』 烝『なるほど。さすがですね。』 梓『ふふっ、長をなめないでください。』 走りながらそんな会話をしていた。 烝『梓様、この辺りです。局長が撃たれた場所は。』 梓『……どこに行ったっていうの?』 辺りを探しても琥珀と朱羅の姿が見当たらない。 烝『もっと奥を探してみますか?』 梓『いいえ。感知で捜します。』 烝『……御意。』