誠を貫け




梓『あの馬鹿…』


烝『申し訳ございません。』


梓『謝らないで。悪いのはあの2人。…烝、準備なさい。あの2人を追いかけます。』


烝『御意。』



すると烝は急いで部屋へ戻った。




その間に私は猫族の本来の姿になった。


紫の膝上丈の着物。
丈が長い白い羽織。
額に金属の石。
髪は白に近い金。
そして猫耳。

これが猫族の本来の姿。

出来上がったと同時に
烝が来た。


烝『梓様、そのお姿は…』


梓『……久々です。何となく嫌な予感がしましたから。』


烝『そうですか…』



梓『烝、行きますよ。』


烝『はい。』




私達は屯所を飛び出した。