梓『分かってます。諦めないといけない事は分かってます。でもこんなの酷いです…』


藤『ごめんな…』


梓『平助。』


藤『ん?』


梓『最後に、私を愛してください。諦めるから、その区切りをください。』



藤『………分かった。ごめんな。梓、好きだよ。愛してる。』



梓『んっ…』


平助は梓に何度も口付けをして
ゆっくり押し倒した。



そして何度も愛された。


私は涙を流し、
平助は何度も謝りながらも、
私を愛してくれた。



ありがとう、平助。



何度目かの絶頂を迎えた私は
意識を飛ばした。