すると全員が安堵のため息を吐いて座ったり壁にもたれたり脱力していた。




私は微笑んで立ち上がった。



そして部屋を出ようとする。




が、




沖『……あり、がと……梓…』




『……はい。』




弱々しい総司のお礼に、私は涙を流しながら返事して部屋を出た。