「お前…相変わらず物騒なもん持ち歩いてるな」 「バランス取る為には必要」 鉄パイプと同じくらいの長さ。 きっとこれなら使える。 一方、川の外でそれを見守る連中。 「流石クラギちゃん、ミカミが見込んだだけある」 感心するトーガ。タチバナはそれを聞いて顔を顰めた。そしてタクトに言う。 「止めさせた方が良いんじゃないか。ミカミが知ったらキレる」 一番まともな意見だな、とコウヅカは聞きながら思った、が。