パンッ!! 選抜リレーが始まり、わたしたちのクラスは2位をキープしていた。 ここで抜かされなければ最後がきっと抜かしてくれる、そう思った。 とうとうわたしの番がきた。 わたしは無我夢中で走った。 夢中すぎて、全然足が痛いのなんか気にならなかった。