君のいない街で

詩 夜を越えて

何度か

日が暮れるのを

見てきた

まだ

辿りつけないのか

足はもう

動かないよ

飲まず食わずで

がむしゃらだった

ツケが

まわってきたんだろう

意識は遠退き

目がかすむ

だけど

くじける

わけにはいかない

待っていろ

友よ

僕はここにいるぞ

どんなことが

あっても

僕が必ず行くから…