本当に素敵な友達に囲まれて、あたし幸せだよ。 そうこうしていると次第に拍手が大きくなり、周りのみんなも笑顔であたしと晴真先輩を祝福してくれた。 ……後半部分は、あたしの願望だけど。 晴真先輩に振り回されて、勘違いして。 勝手に気持ちがすれ違ってたくさん泣いたけど、今あたしはちゃんと晴真先輩の隣にいるんだ。 「千亜樹ちゃん」 こうやって、あたしの名前を呼んでくれる晴真先輩が、大好きです。 そうして、今度こそあたしと晴真先輩はみんな公認のカップルになったんだ。