「だーめ。力もらいに来たんだから」 「力?」 「そ。俺、千亜樹ちゃんが隣にいたら無敵みたいだから」 「へ……」 そんなこと……。 身体が離れると、天使の笑顔と目が合った。 「充電もできたし。行ってくるね、千亜樹ちゃん」 「がっ、がんばって」 「――うん」 それから晴真先輩が近づいて、あたしの耳元で囁いた。