「「……嫌な予感がする」」 パンダと別れ、屋上にいた私たちは、魁桜の幹部たちと合流してサボっていた。 私たち2人の予感。 これは、必ず当たる。 私や彼方の、不幸体質がゆえに身についたいわゆる「能力」のようなモノ。 今回もまた、すぐに当たることになる。 私たちの人生最大の不幸。 「今から寝るね!」 彼「俺もぉ!」 さっきの予感を気にせずスルーしたがために起こることとなる、生涯最大にして最後の不幸だった。