もう…我慢できない




「ちょっと寒くなってきたな」



ハルがブルッと体を震わせた。



あたしはハルの肩に大きいタオルをかけてあげた。



「サンキュッ」


自分もタオルをかけて体を包んだ。



「もう夕方だもんねぇ。杏奈たちは何やってんだか」








ザザーン...






ザザーン....ッッ










海水浴に来ていた人達は帰り始めていた。




泳いでる人は少しだけ。






近くには誰もいなくなった。









暫く、ハルも黙ってた。